社会福祉法人未来様より広報誌「未来~花だより~」が届きました
- 2023年 3月3日(金) 12:55 JST
社会福祉法人「未来」さんは、月例開催しているダイバシティチャレンジ徳島に参加いただいている徳島県内の障がい者関連施設です。
正確に書くと、障害児入所施設 未来 といいます。
先月のイベントは、【追記】ダイバシティチャレンジ徳島(2023年2月)を開催します
私個人は、県内の障がい者関連施設とは様々な形で連携をしており、この未来さんとも日頃様々なイベントでお世話になっています。
障がい者関連施設といっても、様々なタイプがあり一括りに出来ない難しさがあります。
学生が、将来は「福祉の仕事をしたいんだ!」と言ってきても、対象だけみても「児童」なのか「一般人」なのか「老人」なのか、まぁ様々な分野があります。
私自身は大学にて、いわゆる合理的配慮に関する業務を行っており、障害者差別解消法の施行より学生に対する合理的配慮の制度整備を行っています。
とくに専門分野ではない為、日々勉強しているところです。
平成28年度の合理的配慮の法的な意味でのスタートから、まずは学内における提供体制を整備してきました。
ここ近年では、まさにDXへの対応に追われているところです。
並行して障がい学生に対する啓発は中々難しく、その啓発活動も継続していかなければいけないと痛感しています。
合理的配慮は、単純な障がい者サポート…とは多少異なり、その障がい学生が一般社会においてどうすれば同じスタート地点に立てるか?について支援を行うものです。障害があるから出来なくてもOK!というのは許されません。
たとえば、運転免許の取得は障がいの有無で差別されるわけではなく、安全に運転出来るかどうか?を問われるべきです。
逆にいえば、健常者であっても飲酒運転や煽り運転、暴走行為等、運転に不向きな人というのは存在します。
大学に話を戻すと、合理的配慮を受けたから単位がもらえるものではありません。
あくまで、他の学生と同じスタートラインに立たせてあげるところまでが合理的配慮です。
その上で、学習成果が上がらなければ単位取得や卒業は出来ません。
くり返しになりますが、これは健常者・障がい者関係ありません。
この辺のさじ加減が非常に難しく、まだまだ勉強しないといけません。
社会福祉法人「未来」広報誌「未来~花だより~」
毎月でしょうか?郵送いただいている広報誌です。
施設の動きが分かるので、個人的には非常にありがたいと思っています。
さすがに内容内容は公開しませんが、施設利用者の表情が分かるので大変貴重です。
ごくごく個人的にいえば、すごく良い紙を使って印刷してくれているので、そこが申し訳ないくらいでしょうか。
ただ、こうして私のことを気にかけてもらっていますので、どういった形でか恩返しできたらなーと思っています。
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